高級住宅とはどんな住宅のことなのか

高級住宅といっても明確な基準があるわけではないですが、広い敷地面積やオシャレな外観など、オリジナリティのある住宅をイメージするはずです。注文住宅の全国的な費用相場が3000万円程度なので4000万円以上あればある程度の設備やデザインにこだわることができるはずです。したがって5000万円を超えるあたりから、費用を気にすることなく希望通りの家、つまりこだわりを活かした高級住宅を建てることができるといえます。

特徴は随所に住む人のこだわりが詰まっていることです。土地は広く好立地にあり、そこに好みの設備を備えた外装と内装、広い中庭のある家を建てるのです。ホームパーティを想定してリビングの延長線上テラスがあったり、リビングやダイニングが広くて開放感があり、ひと続きで大広間を確保できるようになっている場合もあります。

高級住宅に特徴的な間取り

高級住宅の間取りや内装のポイントは、ゆとりあるスペースに上手くコーディネートされたインテリアが創出する上質な空間です。一般的に両立が難しいとされる居住空間のデザインと機能性のバランスを上手く取ることで、そこに住まう人のライフスタイルや好みをしっかりと反映させています。

代表的な間取りは家の中心に吹き抜けのLDKがある間取りです。2階にいくにはLDKを通ることから、家族でコミュニケーションをとりやすいです。窮屈に感じがちですが広々としたLDKに階段を設けているためそのような心配がないのが特徴です。

敷地面積に余裕がある高級住宅の場合は、室内と室外が一体になったような景観作りができます。リビングの延長線上にテラスを設けることで室内から四季の移り変わりを楽しむことができます。またリビングからテラスに続く境界線を開放することで広々としたホームパーティ会場になります。