住宅を建てる上で欠かせない地盤

高級住宅を建てる際には、まず敷地の地盤の状態を確認しなければなりません。地盤は住宅の基礎になる部分で、地盤が脆ければ地震によって住宅が崩壊する恐れがあります。また、斜面にある土地であれば、住宅の重みで崩れてしまうリスクがあります。したがって、地盤調査の結果を手に入れた上で、検討した方が良いです。不動産業者によっては、契約前の地盤調査をさせてくれるところがあります。そのようなところであれば、多少コストはかかっても、安全な土地かどうかを把握できるでしょう。

ただ、契約前の地盤調査を禁止している不動産業者も少なくありません。その場合は、周辺の土地の地盤調査結果を入手する、地元に詳しい人から地盤についての意見を聞くなどして、大まかな情報を入手しましょう。

法律とライフラインについても確認

土地によっては、法律で建築の内容が制限されていることがあります。そのような土地では、色々なこだわりを込めた高級住宅を建てられないかもしれません。そのため、事前に必ず、購入を考えている土地の法律について、下調べをするようにしましょう。また、水道やガスといったライフラインを、しっかりと引いてくることができるかどうかも、確認しなければなりません。土地によっては、ライフラインを引くために、大掛かりな工事が必要となることもあります。その工事の費用が、予算を圧迫しかねません。そのため、問題なくライフラインが引ける状態になっている土地、あるいは比較的簡単な工事で引けるようになる土地を選んだ方が良いでしょう。